「万物は流転する」と言ったのは、
去るものがあれば、来るものもある。
捨てる神あれば、拾う神あり。
「祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ 」
とは、『平家物語』。
去るものには、笑顔で言おう。
「今までありがとう」と。
来るものに言おう。
「これからよろしく!」と。
BSで、『平家物語』のころを扱った番組を観ていたら、
そこはかとないもの悲しさを感じてしまいました。
でも、きっとこの「無常感」や「悲しみ」は、
大昔から人間が抱えてきた感情なんだろうな。
どうにもやりきれない、この「無常感」や「悲しみ」
懸命に、「生き延びよう」、「幸せになろう」
私達が暮らしている「今」を形作ってきたんだろう。
だから、私達がすべきことは、この「悲しさ」
この「悲しみ」をしっかりと受けとめて、
前を向いてあるいていくことなんだろうと思う。
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悲しみに向かい合いながら。
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