数年前の出来事。
フロリダ州オーランドで、リチャード・バンドラー博士のセミナーに参加していた時のこと。
参加者の中に先天性四肢切断の障害を持った男性がいた。彼の名前は、カイル(Kyle Maynard)。
カイルは会場の中で人一倍輝いて見えた。いつも笑顔で溢れ、彼の周りには沢山の人々が集まったた。そう、日本いえば、『五体不満足』の作者乙武 洋匡さんのような存在だった。
その彼はまた、乙武さんのように、自分の体験を一冊の本にまとめた。
その本の題名は、"No Excuses"。日本語に訳したら「言い訳しない」だろうか。
カイルは、自分の本を一冊、バンドラー博士に献上した。
博士は、彼のことを、そして、"No Excuses"という言葉を大変気にいった様子で、
セミナー中、参加者の誰かが、躊躇し、言い訳めいたことを話し出す度に、
すかさずバンドラー博士は、その本を取り出しニヤリと笑いながら、
"No Excuses"と一言述べるのであった。
言い訳なんか探している時間があるのなら、どうしたら現状を、より望ましい状態へと
変えることができるかを考え、そして行動したほうがいい。
「成功」や「幸せ」を手に入れている人たちは、そのことを知っている。
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